GPLv3 Discussion Committee B teleconference

二回目の電話会議に参加してきました。一回目も出たんですが、今後の議論の進め方を決めたくらいで、実質的な議論はありませんでした。

で、今回が本番ですが、いきなりへこむような展開です。
Eben Moglen曰く、「DRM条項の削除に関しては議論の余地はない」だそうです。
つまり、絶対に削除しないと宣言されてしまいました。

Richard StallmanやEben Moglenが、Linusらの主張をどの程度理解して、DRM条項を削除しないと言っているのか、さっぱりわかりませんが、私はLinusやg新部さんの意見に賛成です。

つまり、DRMに反対するのは大いに結構です。しかし、DRMに反対する方法は、それをソースコードのライセンスに組み込むというやり方ではなく、DRM対応機器に対する不買運動といった方法で、行われるべきだ、ということです。

ソースコードのライセンスは、あくまで対象となるソースコードに対する扱いを規定すべきだと思うのです。